昔話

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

匠工芸 昔話と商品開発の秘話

2

私が匠工芸に入った当初は、現在の社屋ではな
く旭川市内の東光に工場社屋があったころでした。
history-1983-01_thumb.jpg

東光の社屋に1年ほど勤務しその後、隣町の東神楽町へ
移転となりました。
1
3

新社屋(現在の社屋)は旭川空港から車で5分ほどの
丘の上にあり、眺めの良い場所です。
4

当時より外部のデザイナーによる商品開発をしておりましたが、
主は中井啓二郎氏と桑原社長中心となり
社内での商品開発をしておりました。

その当時よりよく言われていたのは、“匠らしさ”とは?
 匠らしい家具とゆう製品開発でした。

旭川家具の他社と競合しない独自のものづくりを
強く意識し商品開発をすること。

匠らしさをどうのように商品で表現するのかを
当時、中井氏とよく話しておりました。

商品開発にはデザイナーがいれば商品ができる
わけではなく、企業で製品を開発するには
ディレクター的な役割をする人が必要となります。

いわばディレクターがそのメーカーの商品性や個性などを
コントロールし、そのメーカーらしい商品を市場へ、
メッセージを込めて出して行くことになります。
ノースカップボード1
この画像は、当時社長のイメージを聞き、私がデザイン設計をして
試作をしたノース カップボードです。

当時は、いわば中井氏と社長が匠工芸の
ディレクターだったのです。

家具メーカーの場合、企業体が中小企業です。

家電メーカーや自動車メーカーのようにデザイナーを
雇用し、優秀なディレクターを育て、商品開発を
出来るような環境ではありません。

外部のデザイナーを使って商品開発をするうえで
重要になるのが、ディレクターになります。

家電メーカーや自動車メーカーでもデザインの仕事の
半分ぐらいは外部のデザイナーを使っていました。
(私が昔いた家電メーカーでは)
403.jpg

そこではディレクター的な業務を社内デザイナーが行い、
最終的にはデザイナーから専門のディレクターを養成し、
メーカー製品のクオリティーコントロールをする仕組みに
なっておりました。

では、そういった商品のクオリティーコントロールをする、
ディレクター的役割を中小企業の家具メーカーで、
誰がどのように担ってゆくのか? どのように継承してゆくのか? 

私の個人的な考えですが、そのへんが旭川家具の
以前からの、永遠のテーマのように思えます。

デザイナーは外部にいっぱいいます。

しかし、そのメーカーの商品性を熟知して、
クオリティーコントロールをするディレクターは
外部にはそういません。

内部よりどのようにディレクター的な役割を担う
人材を養成するか?

匠工芸の場合、中井氏も社長も健在ですので、
まだしばらくは大丈夫です。

中井氏や社長の匠らしさを、これからどのように継承しつつ、
商品開発を次の世代が担ってゆくのかが楽しみです。
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。