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匠工芸 ウッドペッカー

ウッドペッカー/ブラウン2
 「ウッドペッカー」のデザイナーは
フィンランドのミッコラさんです。

 ミッコラさんは、1993年の国際家具デザインフェア旭川の
コンペで木のハンモック「カラニ」で銀賞を受賞されました。>

木のハンモック


 当時、社長が木のハンモックを商品化できないか?
ミッコラさんに問い合わせたりし中井さんが検討してみたり
しておりました。

 私が匠工芸に在籍していた時でよく覚えております。

 しかし、諸事情で木の八モックの商品化は断念となりました。

 その時の縁がきっかけで、「ウッドペッカー」の
商品化についての話をいただいたとのことです。

02 のコピー2


 その結果、私が退社したのちですが中井啓二郎氏の
手によって、日本人の体形に合わせたサイズ等になおし、
前傾姿勢時に止まる角度などを修正し商品化に
こぎつけたとのことです。

 海外のデザイナーのデザインを購入して商品化する場合、
西洋人の体形と日本人の体形の違いからの
デザインや寸法の見直し、構造設計や加工機械の
違いから起こる生産方法の変更、さらに販売先や
契約内容など、検討確認や了承事項など商品化に関係する
作業は多岐に及びます。

 この商品の場合は、中井氏がわざわざフィンランドまで
出向き、内容を詰めて契約し商品化に至ったようです。

テーブルセット2

 当時、ミッコラさん自身も「ウッドペッカー」を現地の工房を
使い生産し現地で販売をしたりしていたようです。

 何より私がこの製品の好きなところは、作業したくて
前傾した時にぴたっと止まり安定し、
ゆっくり休みたくて後ろによりかかると
心地よくロッキングし、リラックスできるところです。

h3.jpg

 前傾時にピタッと止まる構造は、中井氏により修正され
オリジナルよりはっきりと止まるようになっているようです。

 日本人の感覚に合わせて修正したのではないかと
思われます。

 私個人としては、この止まって安定する感覚が
大好きです。

h2.jpg

 仕事を辞めて、プーでなければ私もほしいくらいです。
パソコン作業を仕事でしている妻などは大絶賛です。
購入するときは2脚買わないと取り合いになりそうです。

 いずれにしても、中井氏による日本人の体形に
合わせた設計の修正が成功している製品です。

 海外のデザイナーや外部のデザイナーから
デザインを購入して製品を開発する場合でも、
内部のデザイナーや設計者の調整作業や、
設計や製造方法の検討や変更など、
あるいは販売ルートの確保などの仕事が
大変重要となります。

 良いデザインを購入できたとしても、
その辺の作業が商品としての正否を分ける
場合があります。  

 内部と外部の開発スタッフにおける信頼関係
といいますか、パートナーシップについて
昔からよく考えさせられるテーマです。

   
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